決勝:
予選日同様、決勝日も季節外れの暑さで気温は30℃を超え、路面温度も50℃を超えていた。このため、タイヤ消耗を考慮し、クインタレッリはタイヤを労りながら走っていた。ポイント圏内のポジション争いをしていた17周目に、右フロントタイヤのトラブルにより130Rでコースアウト、高速でタイヤバリアにヒットしてしまう。幸いにも、ロニー本人に怪我はなく自らマシンを降り、比較的マシンのダメージも中程度だった。
ロニー クインタレッリ:
「鈴鹿戦の目標は、確実にポイントを獲ってランキング首位でタイへ臨むことでしたが、僕たちのレースはかなり早い時点で終わってしまいました。予想外のテクニカルトラブルで、とても残念です。ランキング2位になってはしまいましたが、これからシーズン中盤、次戦タイ・ブリラム戦ではライバル勢もウェイトハンデを積んできます。今まで以上の高いレベルの戦いになると思いますが、僕たち23号車はまだまだ戦っていきます。ブリラム戦では、ライバル勢と比べると弱い部分があることは十分に理解しているので、今まで以上のポテンシャルを引き出し、最高のパフォーマンスで戦っていきます。暑い中サーキットに足を運んでくださったファンの皆さんをはじめ、応援してくれたファンの皆さん、ありがとうございます。僕の身体は全く問題ありませんので、ランキングトップに戻るために精一杯頑張ります!」
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